ニュージーランドの美辞麗句~IELTS、英語、美と健康ライフのあれこれ~

ニュージーランドの日々雑記。IELTSスコア・6.5ポイントを目標にしつつ、健康ライフを謳歌中。日々の出来事、旅の思い出など、あれこれ綴ります。


世界中で大ヒットした、ディズニー映画「アナと雪の女王」。

原題は「frozen」、そう、フローズン。


凍った心、閉ざされた個性を解き放って、自分らしく生きる、
という決意表明が歌詞となっている主題歌、

「Let it go」が先行で話題となったようだが、

ちまたでは、この曲、なんと


「レリゴー」


と呼ばれているようだ。


これぞ、まさしく新タイプのジャパニーズ英語。


IELTSのスピーキングはもちろん、リスニングテストでも、
発音は大事なところなので、ちょっと注目したい。


Let it goの発音について、
アメリカンにリンキングしても、レ「」ゴーと、


「リ」 


にはならないはずだ。


できるだけ正確な音を表現するとするなら、


「レッディッ・ゴォゥ」


と、なるはず。

ただ、日本人は、RとかLとかの発音が苦手で、
そもそも、そんな音の区別は日本語にないわけだから、

レリゴーとカタカナ読みすると、

ちょっと米語らしく聞こえないこともなくはないかもしれない・・・


でも、これをRの方でやっちゃうと、全く違う意味になりそう。

レリゴーというときは、Lを意識して言うのがコツかも。




ところで、当然ながらこの映画のストーリーは、

アンデルセン原作の「雪の女王」とは、人物も話もテーマも全く異なってる。

姉妹愛というか、家族愛の物語だ。


「人魚姫」のときのアリエルのように、ひどい扱いではないので、
原作がすばらしいから、映画でアレンジできるのだろうと思えるけれど、
なぜ、
雪の女王は雪の女王になったのか、というところを、
ディスニー映画ではちょっとかすっているような気がして、
そこがなかなか面白い。

氷と雪の城が出来るシーンは圧巻だし。


前回のラプンツェル、原題「Tangled」は、
原作へのリスペクトを感じたうえでのクリエイトだったから、
それで調子に乗った、という感じがしないでもないけど。

なんにせよ、
アンデルセン「雪の女王」は、
大人が読んで初めて分かるような男女の愛についての面白い話なので、
ぜひ一読を!

エルサについて、あれ?と思った人にはヒントになるはず。


「アナと雪の女王」について、IELTSのリーディングで出ることはまずないだろうけど、
どの国でどれだけヒットしたとか、制作秘話とかがあれば、
問題文になる可能性も、あるもしれない・・・










本田選手の先制シュート、すごかった!!


残念ながら黒星となったが、まだまだこれからのW杯戦。

今回は、ドロクバの登場でのまれてしまったのか・・・
メンタル部分での問題だという解説を聞いて、
そういえば、IELTSのテストもメンタル面が大事だと思い出した。

IELTSのテストは、

リスニング→リーディング→ライティングの順で行われる。

午前中の合計3時間ほどでこの3つが終わり、午後からスピーキング、
あるいはスピーキングは翌日に行われることもあり。

先日の試験では、私はリスニング1問目から、


これはダメだ!!


と思ってしまい、がくっときたのを覚えてる。
発音、イントネーションについて色々と耳を慣らしてきたつもりだったのに、
まったく分からず、本当にあせってしまった・・・

いわゆる、ブリティッシュ英語ではなかったのだ。

IELTSはイギリス色が強いといわれているし、
事実、前回受けたときは、はっきりとしたUKイングリッシュだった。

もちろん、英語はさまざまな国で使われているので、
国によって、クセがあったりするもの。
アメリカ英語のリンキングや、オセアニアの独特のクセなど、
多少の違いはあっても、英語は英語なので、理解しなければならない。

こちらが話すのは、ジャパニーズ英語なわけだし・・・

そういえば、英語を第二外国語とする国それぞれにも、
独自のなまりがある。
インド人、中国人、アラビア人、もちろん日本人も、
それぞれ自分の国の言葉のクセから逃れることはできない。


なんにせよ、リスニングは、そういったクセに関係なく、
まずは聞き取れないと話にならないのが辛いところ。


しかも、IELTS試験では、リスニングが一番最初に行われるのだから、
ここで落ち込んでしまっては、あとに響く。
ダメだと感じてしまったとしても、
引きずらないで、気持ちを切り替えるのが大事だ。

切り替える、とカンタンに言っても、
では、どうやって?と考えると、

①忘れる 
②自分はできると自己暗示をかける 
③うまく出来ている状況をイメージする

そう、イメージトレーニングは、スポーツの世界でも大事だといわれているように、
テストのときも、ポジティブ思考で、

自分は今「うまく解答している」ことを想像することで、乗り切ることができるのではないか。

反省なら、試験のあとにいくらでもできるのだから、
とにかく試験中は、前向きに考えなきゃ、持ってる力も使えない。

私も、今回、リスニングで半泣きな気持ちになりながら、
リーディングとライティングのときはそれを忘れることにした。

その結果、おそらく、リーディングに関しては、前回よりは出来たのでは…と希望的観測中。


そうそう、諦める、というのも、テストのときには禁止事項。
もういいや、と諦めてしまったら、そこで点数も止まるのだ。



W杯日本代表の選手たちのくやしい気持ちを感じつつ、
次のギリシャ戦を応援したい。。。あれ、すっかりサッカーにはまってるかも。


ワールドカップが開幕!! さあ、サッカー観戦の夜を過ごそう!!♥

というタイプではない私は、
IELTSのスピーキングやライティングで、「スポーツ」が課題に出されたら、


ちょっと困ってしまう。


知識がないことに加えて、興味があまりない。
と、身もふたもなくって申し訳ないけれど、

もし、これを問題に出されて、


論じなさい!


と言われたら、本当に困ってしまう。


だが、

IELTSスピーキングは、「話す」ことに意味があるので、
これをこのまま英語で言ってしまってOK!なのだ!!


「スポーツは得意じゃないんですよ」

「あまり興味は持ってないのですが」

「サッカー選のハイライトはテレビで見るんですけどね」

・・・などと、一見ネガティブに聞こえる意見だって、
これを英語で言えたら、それでいいのだ!!


私の場合はスポーツだけど、
ファッションが苦手な人、芸術ってよくわからんと思う人、
苦手なものがあって当然、それをそのまま口に出していえばいい。


ライティングの場合は、
何について論じるか、提示される問いに沿わないといけないものの、
例えば「スポーツ」という言葉や事柄から、
派生して考えられることはいくつもあるはず。

具体的に言えば、

①スポーツとはレジャーである。

②スポーツとは健康維持のためのエクササイズ(運動)である。

③スポーツとは競技である、つまり競い合うものである。

④スポーツ競技は愛国心を促すものでもある。

・・・など、
「スポーツ」という言葉ひとつから、いくつもの論点をあぶりだすことだって可能なのだ。

こう考えたら、
興味のあるなしに関係なく、IELTSテストをクリアできるはず。


興味がないからこそ、料理しやすいかもしれないし。


ライティングで求められるものは、アイデアや主張の優劣ではなくて、
これもやっぱり、英語の自然な文章を書けるかどうかである。


その「自然な英語」というのが、これまた難しいんだけどね・・・それはまた次回!




↑このページのトップヘ