南島の北端にある町、ネルソンは、

温暖な気候で日照時間も比較的長いため、

ワインの産地としても有名なところ。


そのネルソンで、ワイナリーツアーに参加した。



観光案内書で申し込みをしたら、

泊まっていたホテルのレセプションでもお願いできたとのこと。

「言ってくれたらよかったのに!!」

と、マルチーズを抱っこしながらのたまった年配レディは、

ここのオーナーだったのだろうか。

実はその前に、別の受付女性に問い合わせたときは、

観光案内所に行ってくれ、と言われたのだ。

その説明をしようかと思ったが、

レセプションの奥に、件の女性の姿も見えたので、

怒られたらかわいそうだな、と、言えなかった。

こういうとき、英語の勉強をかねて、言った方がいいんだろうけど。


コースは、午前だけ、午後だけ、一日中とあるほか、

種類も色々とあるようだった。

4~5か所のワイナリーを巡って、途中は別途自費でランチを食べるコースに決めた。



ツアーメンバーは、他に、イギリス人の年配カップルと、

クライストチャーチから新婚旅行で訪れたという若いキウイカップル、そして私の5人。

車の運転兼ガイドのお兄さんは、親切だし、話も面白かった。


昼食には、彼の実のお兄さんが勤めているレストランに連れていってもらった。

日本にも行ったことがあるらしい、そのシェフの料理は、

ホントに美味しくて、今回の旅で1、2を争うほどの上質さだったと思う。


この昼食会、上記の6人で1つのテーブルを囲んで食べた。

私以外は、当然、全員がネイティブだ。

そして、

不思議なことに、私自身、このときは自分でもビックリするくらい、

なめらかに英語が話せた。


あの感覚、忘れたくない。 今は忘れてしまったけど、

またぜひ取り戻しに行きたいと思う。