ニュージーランドで、学生ビザを申請するも、

結局、ニュージーではタイムアウトで取れず、

日本に一時帰国して再度申請するはめになった私。


それでも、さすがは日本!!仕事が早い!!!

ニュージーに比べると、颯のように素早くゲットできた。

そして、ニュージーへ再渡航。

このとき乗ったフライトで、隣に座った年配の女性と仲良くなり、

人生初、海外フライトをおしゃべり通しで過ごすこととなった。



この女性と話すきっかけになったのは、英語だった。

どうやらフライトアテンダントのお姉さんと、友人を通しての知り合いらしく、

そのキウイのCA女性と英語でお話されていたのだけれど、

どうしても通じないところがあり、

見かねて、私が横から助け舟を出したのだった。


といっても、大した英語ではない。

その女性も、英語はしゃべれていたのだけれど、

そしてここがトリックなのだけれど、

すごく簡単な内容の事柄でも、

英語に変換するときに、すっごく迷ってしまったり、全く糸口がつかめなかったりすることがある。

私も、本当によくあることだ。

それで辞書を引っ張ってきたりするのだけれど、

いつもそれが出来るとは限らない。


これを突破するには、

とにかく 「シンプル」に、言いたいことを 変換するクセをつけることなんだと思う。


日本語は本当に美しくて、もちろん他言語だってそれぞれに美があるのだけれど、

私はとにかく日本語に誇りを持っていて、

でも、その美しさは、ときに、複雑すぎる表現を、私たちの脳に指令してしまったりする。


平たく言うと、難しい単語を使っちゃいがち、ということだ。


でも、日常会話レベルの英会話なら、それは使えたらすごいけれど、

初心者、中級者には、むずかしかったり、ときには邪魔だったりする。


とにかく、「何を伝えたいのか」。

ここにフューチャーして、英語への変換を心掛けると、少ないボキャブラリーでも、

けっこう会話が弾んだりするもの。



さて、お隣の女性は、見たところ60は軽く超えていそうで、

後から聞いたところによるとなんと70半ば!で、

しかも60を超えてから英会話チャレンジされたらしく、

上には上がいるもんだ、と頼もしくうれしかった。



もうずいぶんと前の話だけれど、

20歳の夏休みに、ヨーロッパを旅行した。

友人と二人で、バックパックは重くてイヤなので、

小さなリュックと、手提げの旅行バック1つで、

ユーレイルパスを使い、ヨーロッパの国を2ヶ月近くあちこち周った。



当時、私はドイツ派で、友人はフランス派だったこともあり、

パリには1週間近く滞在したと思う。

その他の都市は、たった1泊で移動することも多かった。

ユースホステルに泊まって、夜行列車を乗り継いだり、

今では体力的に、とっても考えられない旅程だ・・・いやあ、若かったな。



パリには、早朝に到着した。

夜行明けである。

他国から乗り継ぐなんとか駅から、中心地の駅まで、地下鉄で移動することにした。

憧れのパリ、メトロ!!


地下へとエスカレーターで降りたまではよかったけれど、

肝心のチケットの買い方がよく分からない・・・


なんだか券売機もいっぱいあるし、メトロ地図はフクザツだし、

何をどう聞いていいかも分からない感じ。


寝ぼけ顔の日本人2人が、右往左往していると、

どこからか、アジア人の男性がやってきて、

「日本の方ですか?何かお困りですか?」と、聞いてきた。


日本語だ~~!!と喜びつつ、

〇〇まで切符を買いたいけど、どうしていいか分からないんです、と答えると、

その彼は、さっとカウンターに行き、流暢なフランス語でやりとりをして、

切符をオーダーしてくれたのだ!!


無事、チケットを手にした私たちに、簡単に買い方をレクチャーしたあと、


「それじゃ」

と、去っていく後姿が颯爽と見えて、とっても頼もしくみえたのを今でもよおく覚えている。


私たちは、その後、きゃいきゃい喜んで、

自分たちもいつか、あんなふうに、海外で日本人を助けられたらいいね、なんて話し合った・・・


その後、同行した友人は、某国のフライトアテンダントになったが、

私はといえば、ドイツ語はもちろん、英語の勉強からも遠ざかっていた。



懐かしくも、モチベーションの上がる、思い出だ。